高コレステロール血症(脂質異常症)
コレステロールが高いと血管が弾力を失って硬くなり、傷つきやすくなります。
これを動脈硬化といい動脈硬化が進むと心筋梗塞や脳卒中(梗塞や出血)になる可能性が高くなります。
特にLDL(悪玉)はコレステロールを全身に運んで、血管を傷つけてしまいます。
HDL(善玉)は余分なコレステロールを肝臓に運び処分します。
動脈硬化の起こりやすい首の血管(頸動脈)をエコー(超音波検査)で調べます。
エコーで内膜中膜複合体の厚み(IMT)を測定します。正常は1ミリ未満で1.5ミリを超えると治療が必要です
治療
まずは禁煙、食事(脂肪・脂質制限)、運動療法を行います。
改善できない場合に、お薬を使用しますが、薬によって作用が異なるため患者さんの状態にあった薬が使われます。