腰痛症

あなたの腰の状態をチェックしてみましょう!

こんな症状はありませんか?

  • 急性または慢性の腰の痛み
  • 足腰がだるい
  • おしりや足が重い、しびれる
  • 体を曲げたり反ったりすると痛い
  • 歩くと足が痛くなる
  • 足がほってたり冷たくなる

日常生活やスポーツ活動など、あらゆる状態で腰には常にストレスがかかっています。

腰にかかるストレスはまっすぐ立っている時を基準とすると、前かがみになっただけでも立っている時の約1.5倍のストレスがかかります。特に、デスクワークなどの座って作業をしている状態や農作業などでは、まっすぐに立っている時に比べ約2倍近いストレスがかかります。私たちは生活習慣の変化によって、長時間いすに座って過ごす時間が増えたことによって常に腰痛になりやすい環境の中で生活をしているのです。

背骨(脊柱)は椎骨という24個の骨のつながりから成り立っています。これらの椎骨は、首(頸椎):7個、胸(胸椎):12個、腰(腰椎):5個に分けられます。脊柱は正面から見るとまっすぐに見えますが、横から見るとS字に曲がって見えます。このS字カーブが保たれなくなると、腰椎同士をつなぐじん帯や椎間板、腰を取り囲む筋肉に負担がかかり、腰の神経や血管が圧迫や刺激を受けて腰痛の原因になります。  腰の痛みには、背骨、筋肉、血管、神経などが密接に関係しています。

これらは下記の病気の初期症状の可能性があります。あてはまる症状がある場合は、当院にご相談ください。

●急性腰痛症(ぎっくり腰)、筋筋膜性腰痛

重い物を持ち上げる動作、床に落ちている物を拾う・顔を洗うなどの前かがみでの動作、クシャミなどの不意の動作、急に腰を捻る様な動作などが原因で起こります。 関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症や腰の骨(腰椎)の間にあるクッション(椎間板)のヘルニアによる痛みも考えられます。

治療法           

  • 投薬注射(トリガーポイント、仙骨硬膜外ブロックなど)によって患部の炎症を抑えます。
  • 腰椎バンド(簡易コルセット)により患部の安静をはかります
  • 運動療法により筋肉を柔軟性を上げ、鍛えることにより患部への負担を軽減します。
  • 物理療法により筋肉の炎症を抑え、緊張を取ります
  • 症状が軽減しない場合は、MRI検査等が必要になります。
 

●腰椎椎間板ヘルニア

  • 腰痛、下半身の痛み、しびれ
  • 中腰や身体を捻ると痛い
  • 重度では足の力が入らなくなったり、感覚が鈍くなる

椎間板は背骨の骨と骨の間にあり、クッションの働きをします。加齢によるものや急激に重いものを持つことなどが原因となり、椎間板の中にある髄核が飛び出てしまい、神経を圧迫することで症状が出ます。

20~30歳代の男性に多いといわれ、5つある腰の骨のうち、4番目と5番目の間に好発します。身体を前傾させる動作で一番症状が出ます。

治療法           

  • 投薬注射(トリガーポイント、仙骨硬膜外ブロックなど)によって患部の炎症を抑えます。
  • 腰椎バンド(簡易コルセット)により患部の安静をはかります
  • 運動療法により筋肉を柔軟性を上げ、鍛えることにより患部への負担を軽減します。
  • 物理療法により筋肉の炎症を抑え、緊張を取ります
  • 症状が軽減しない場合は、MRI検査等が必要になります。
  • 症状の軽減が見られない場合は手術が必要となることがあります。

腰部脊柱管狭窄症

●お尻や足が痛い、しびれる  ●足の先が冷たい  ●足がほてる

●足の裏に1枚皮がかぶっているように鈍く感じる

●少し歩くと足の痛みが強くなって休まないといけない、腰を丸めて休憩するとまた歩き出せる『間欠性跛行』

背骨には、『脊柱管』と呼ばれる背骨,椎間板、関節,靭帯などで囲まれた神経が通るトンネルがあります。加齢などが原因によって、背骨の変形や、靭帯の肥厚、椎間板がとびだすなどして、中を通る神経を圧迫します。そうすると神経の栄養血管の血流量が低下してしまい、上記のような症状が出てきます。

『間欠性跛行』は特徴的な症状ですが、「閉塞性動脈硬化症」という下肢の血流が悪くなる病気でも同じような症状が出るので注意が必要です。

        

● 坐骨神経痛も腰部脊柱管狭窄症の代表的な症状です

おしりや足への放散痛、おしり・ふとももの後ろ側、ふくらはぎの部分などにしびれや痛みなどを感じる「症状」であり「病名」ではありません。 坐骨神経はふとももの後ろを通り、膝の裏で二つの神経に分かれて(腓骨・脛骨神経)足先まで伸びています。

        

治 療 法

1.薬物治療(内服薬)

●消炎鎮痛剤・・・・痛みが強い場合に服用するお薬です。
●ビタミン剤・・・・しびれや痛みなどの症状に用いるお薬です(ビタミンB12など)
●プロスタグランディンE1製剤・・・・しびれや痛みなどの症状に用いるお薬です(内服と点滴があります)。
       

2.運動療法

歩行練習はやりすぎるとむしろ症状が悪化することもあるため、歩行はできる範囲で行い、遠くには自転車や手押し車の使用をお勧めします。決して無理をしないことも重要です。ストレッチや筋力強化などは、医師の指導のもと行うようにしてください。

        

3.装具療法

コルセットに代表される装具は、腰椎の反りすぎを抑えるとともに、腰椎を安定させることを目的として使用することがあります。

        

4.注射療法

通常トリガーポイント注射を行いますが、足の痛みがとても強いときは、(仙骨・腰椎)硬膜外ブロックや神経根ブロックという注射療法が有効なことがあります。

                

5.手術療法

薬物療法や装具・注射療法で良くならない場合は手術を行います。

腰椎(胸椎)圧迫骨折、骨粗鬆症

  • 非常に強い腰痛、背部痛
  • 背中を触ると痛い
  • 体を曲げたり反ったりすると痛い
  • 体の動きを伴う様々な動作で痛みが出る。

ほとんどの方が、転倒、しりもちにより発症します。

転倒時に腰や背中を地面に打ち付けることにより、骨がつぶれてしまいます。特に、下位胸椎から上位腰椎に発症しやすく、激痛を伴うことが多々あります。

つぶれた椎体は、お腹側が細い三角形の形になり、身長が縮んだり、猫背になく原因となります。

また、神経の損傷を発症し、下肢に痺れや痛みが出現することもあります。

骨粗鬆症が強い場合は少しの外力(しりもちやくしゃみなど)でも発症することがあります。

MRI検査による神経の評価を行うことがありまです。

  • 粗鬆症の検査と治療が必要です。
  • 症状の軽減が見られない場合は手術が必要となることがあります。

 

腰椎すべり(分離)症

  • 腰の痛み
  • 脚がしびれる
  • 脚が重だるい

椎間板、腰椎の関節の変性に加え、腰椎の後方および前方を支持している様々な組織が弱くなり、腰椎全体が前方へすべり、脊柱管(神経の通る管)を圧迫します。そのため、進行すると「脊柱管狭窄症」と同じような症状を呈します。多くの原因が関与していますが、加齢による変性が大きく影響していると考えられています。

第4腰椎がすべりやすく、また男性に比べ、女性に多くみられる傾向があります。

変形性脊椎症

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